こんにちは。ソラーレクリニック太子です。
一言で「咳」と言っても、その音や感覚には違いがあります。
実は、咳には大きく分けて2つの種類があるのをご存知でしょうか? その違いを知ることは、正しい治療への第一歩となります。
あなたの咳は、どちらのタイプですか?
咳の「音」は、体の中で何が起きているかを教えてくれる大切なサインです。
「コンコン」という乾いた咳(乾性咳嗽): 喉や気管支が過敏になっていたり、アレルギー性の炎症が起きているサイン。
原因の例: 咳喘息、アトピー咳嗽、花粉症など
「ゴホゴホ」という湿った咳(湿性咳嗽): 痰(たん)が絡むような音がし、体の中の「余分なもの」を出そうとしているサイン。
原因の例: 風邪(細菌感染)、副鼻腔気管支症候群、時には心不全の兆候であることも。
自己判断は、原因を見逃すリスクに
「咳が出るから、とりあえず市販の咳止めを飲もう」と、ずっと飲み続けてはいませんか? もし、アレルギーが原因の「乾いた咳」に、細菌を殺すための成分が入った薬を飲んでも効果は期待できません。それどころか、本来見つけるべき大きな原因を見逃してしまうことにも繋がります。
専門医は咳の「音」と「背景」を診ています
当院では、呼吸器専門医が患者様の咳の「音」をしっかりとお聞きし、いつから、どんな時に出るのかという「生活の背景」と合わせて診断します。
乾いた咳なら: 気道の炎症を鎮める吸入薬などのアプローチ
湿った咳なら: 痰を出しやすくするお薬や、根本原因の治療
それぞれの咳に合わせた、最短・最適な治療を選択します。
咳の音は体からのメッセージ
「ただの咳だから」と聞き流さず、その音に耳を傾けてみてください。 しつこい咳や、いつもと違う音が混じる咳は、体が「助けて」と言っているメッセージかもしれません。
咳の音を聞き逃さず、早めに対応しましょう。 「この咳、どっちのタイプかな?」と迷ったら、いつでもお気軽に当院へご相談ください。
医師に伝える「咳の5つのヒント」チェックシート
受診の際、こちらの5つのポイントをメモしてお持ちいただくと、よりスムーズで正確な診断につながります。
① 咳の「音」はどんな感じですか?
[ ] 「コンコン」と乾いた音(喉がイガイガする)
[ ] 「ゴホゴホ」と湿った音(痰が絡む)
[ ] 「ヒューヒュー」「ゼーゼー」と音が混じる
② いつから咳が続いていますか?
[ ] 数日前から(風邪の引き始め)
[ ] 2週間以上(咳喘息などの可能性が高まります)
[ ] 1ヶ月以上(精密な検査をおすすめします)
③ 咳が出やすい「時間帯・場面」はありますか?
[ ] 夜寝るとき、または明け方
[ ] 会話をしているときや笑ったとき
[ ] 職場や特定の場所(実家、公園など)に入ったとき
[ ] 湯気や冷たい空気を吸ったとき
④ 咳以外の症状はありますか?
[ ] 鼻水、鼻づまり、くしゃみがある
[ ] 熱がある、または体がだるい
[ ] 胸の痛みや、動悸がする
⑤ 市販の薬などは試しましたか?
[ ] 飲んでいない
[ ] 飲んだが、あまり効いていない
[ ] 飲むと少し楽になる










