こんにちは。ソラーレクリニック太子です。
診察室でこれまでの生活習慣について伺うとき、ふと視線を落とし、申し訳なさそうに「実は、昔タバコを吸っていて……」「何度も辞めようとしたけれど、ダメだったんです」とお話しされる患者様がいらっしゃいます。
中には、ご自身を責め、どこか肩身の狭い思いをされている方もおられるようです。
ニコチン依存症は「意志」だけの問題ではありません
タバコが辞められないのは、あなたの意志が弱いからではありません。
ニコチン依存症は、脳の仕組みに関わる立派な「病気」です。病気に対して「根性が足りない」と自分を責めるのは、あまりに酷というものです。
過去に吸っていたという事実を変えることはできませんが、そのことで今のあなたが治療をためらったり、後ろ向きな気持ちになったりする必要は全くありません。過去を悔やんでも、肺が喜ぶことはないのですから。
大切なのは「今、この瞬間」からどう守るか
私が一番大切にしたいのは、過去の喫煙歴ではなく、「これから先のあなたの呼吸をどう守っていくか」という一点に尽きます。
今、この瞬間の第一歩: 「肺を守りたい」と思って当院のドアを叩いてくださったこと、それ自体が素晴らしい前進です。
これからのパートナーシップ: すでに肺に負担がかかっているのなら、その分、最新の医学でどう補っていくか。禁煙に再挑戦したいのであれば、どうやって無理なく進めていくか。それを一緒に考えるのが私の役目です。
医療は、過去を裁くための場所ではなく、未来をより良くするためにあるものです。
前向きな一歩を、一緒に踏み出しましょう
「先生に怒られるかもしれないから、正直に言いにくい」
そんな風に思う必要はありません。私は、あなたのこれまでの苦労も含めて、すべてをサポートしたいと思っています。
今からでも決して遅くはありません。今日、ここから新しい呼吸の歴史を始めていきましょう。
あなたが10年後、20年後も軽やかに歩き、美味しい空気を吸い続けられるように。
私はいつでも、あなたの味方です。










