こんにちは。ソラーレクリニック太子です。
「喘息(ぜんそく)」と聞くと、皆さんはどんなイメージを浮かべますか?
おそらく、肩を上下させて「ヒューヒュー」「ゼーゼー」と苦しそうに呼吸する姿を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
しかし、最近はその常識が大きく変わってきています。実は、「音がしない喘息」が増えているのです。
「咳だけ」という隠れたサイン
「ヒューヒュー」という音が鳴らないのに、咳だけがしつこく続く。これは「咳喘息(せきぜんそく)」と呼ばれる状態かもしれません。
気づきにくい: 息苦しさがないため、多くの人が「ただの風邪が長引いているだけ」と思い込んでしまいます。
悪化のリスク: 本人が喘息だと気づかないまま放置することで、気道の炎症が進み、数年後には本格的な喘息(気管支喘息)へ移行してしまうケースが少なくありません。
「夜だけ咳が出る」「会話中に咳き込む」といった静かな体からのサインは、実はとても重要なSOSなのです。
「目に見えない炎症」を数値化する
「音が鳴っていないのに、どうやって喘息だと診断するの?」と不安に思われるかもしれません。そこで活躍するのが、当院でも導入している「呼気NO(一酸化窒素)検査」です。
この検査は、装置に数秒間ふーっと息を吹き込むだけの、痛みも何もない簡単なものです。
吐き出した息の中に含まれる一酸化窒素の濃度を測ることで、「気道の中でどのくらい炎症(火事)が起きているか」を正確に数値化できます。
自分の目で数値を確認することで、「あぁ、だから咳が止まらなかったんだ」と納得して治療を始めることができます。
静かなサインを、一緒に読み解きましょう
「ゼーゼー言わないから大丈夫」ではなく、「咳だけなのに変だな」という直感を大切にしてください。
あなたの喉の奥で何が起きているのか。専門医である私が、最新の検査機器と共に、そのサインを丁寧に読み解きます。手遅れになる前に、一度お話しに来てください。あなたの穏やかな日常を、私たちが守ります。










