こんにちは。ソラーレクリニック太子、院長の八十川です。
「風邪を引いたわけじゃないのに、喉の奥が痒い」
「イガイガして、一度咳き込むとなかなか止まらない」
この時期、診察室でそんなお悩みをよく伺います。実はそれ、単なる「喉の調子が悪い」だけではなく、花粉による喉の粘膜のアレルギー反応かもしれません。
喉で起きている「小さな火事」
花粉症といえば鼻や目の症状が有名ですが、花粉は喉の粘膜にも直接付着します。特に鼻が詰まって「口呼吸」になっていると、フィルターを通らない花粉が喉を直撃し、そこでイガイガや痒みを引き起こすのです。
これを放置してしまうと、炎症の火種が喉からさらに奥の「気管支」へと広がってしまいます。これが、前回のブログでお話しした「長引く咳」や「花粉喘息」のような症状へと繋がっていくのですね。
今日からできる「喉のバリア」
喉の炎症を深刻にさせないために、ぜひ実践していただきたいのが「物理的に取り除くこと」です。
・外出時のマスク:当たり前に感じるかもしれませんが、喉への直撃を防ぐ最も強力な防具です。
・帰宅後の「即うがい」:鼻うがいも効果的ですが、まずは喉に付着した花粉をガラガラうがいで洗い流しましょう。
・こまめな水分補給:喉の粘膜を湿らせておくことで、自浄作用(繊毛運動)が正しく働き、花粉を排出しやすくなります。
専門医からのメッセージ
「ただのイガイガだから」と喉飴だけでしのいでいるうちに、炎症が気管支まで進んでしまうのはとてももったいないことです。
もし、うがいや保湿をしても痒みや咳が治まらない場合は、アレルギーを抑えるお薬や吸入薬が驚くほど効くことがあります。
「これって花粉のせいかな?」と思ったら、どうぞ気軽に相談しに来てください。
あなたの喉のイガイガを鎮め、春の空気を美味しく吸えるようにお手伝いします。










