こんにちは。ソラーレクリニック太子、院長の八十川です。
春の訪れとともに、お花見や歓送迎会など、お酒を楽しむ機会も増える時期ですね。🌸🍶
しかし、「花粉症の症状がひどい時は、お酒を飲むとさらに辛くなる」と感じたことはありませんか?
実はそれ、気のせいではありません。アルコールには、アレルギー症状を悪化させるいくつかの要因が隠されているのです。
1. 血管が広がり、鼻の粘膜が「パンパン」に
アルコールを摂取すると、体内の血管が拡張し、血流が良くなります。
すると、もともと花粉で炎症を起こしている鼻の粘膜も腫れ(浮腫)、鼻の通り道がいっそう狭くなってしまうのです。👃💥
「お酒を飲むと鼻が詰まる」というのは、物理的に鼻の穴が塞がってしまうからなのですね。
2. 「口呼吸」が喉の炎症と咳を招く
鼻が詰まると、私たちは無意識に「口呼吸」で酸素を取り込もうとします。
しかし、口呼吸は喉の粘膜を乾燥させ、外の冷たい空気や花粉を直接喉の奥(気管支)へと届けてしまいます。
その結果:
・喉がイガイガして痒くなる
・夜中にコンコンと咳が止まらなくなる
・いびきがひどくなり、眠りが浅くなる
といった、呼吸器への悪影響がドミノ倒しのように起きてしまうのです。🫁🌙
3. ヒスタミンの放出を促すことも
お酒そのものや、お酒に含まれる成分が、アレルギー反応を引き起こす物質「ヒスタミン」の放出を促すという側面もあります。
せっかく花粉症の薬(抗ヒスタミン薬)を飲んでいても、アルコールによってその効果が相殺されたり、逆に副作用の眠気が強く出すぎたりすることもあり、注意が必要です。⚠️
専門医からのメッセージ
「お酒を一生やめてください」というわけではありません。
ただ、花粉の飛散量が多い日や、すでに喉の調子が悪い時期は、アルコールの量を少し控える、あるいは「休肝日」を作るだけでも、翌朝の鼻の通りや呼吸の楽さが劇的に変わってきます。✨
美味しいお酒を楽しく飲むためにも、まずは土台となる「呼吸」を整えること。
もし「お酒を飲むと咳が出て苦しい」という症状がある方は、喘息の気があるかもしれませんので、一度診察室でお話し聞かせてくださいね。😊🤝










