痰が絡む(痰が切れない・色がおかしい)

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【呼吸器専門医が解説】痰が絡む・切れない原因は?色(黄色・緑・血痰)で分かる肺の病気と受診の目安

こんにちは。兵庫県揖保郡太子町にある呼吸器内科「ソラーレクリニック太子」です。
「喉の奥にいつも痰がへばりついている感じがして不快」 「咳は出ないのに、色のついた痰だけが長期間続いている」 「痰がネバネバして、なかなか切れずに苦しい」
当院の外来でも、このような「長引く痰(たん)」のお悩みを抱えて来院される患者様は少なくありません。 常に喉に違和感があると、人と話すときに気になったり、食事の邪魔になったりと、日常生活に大きなストレスを感じてしまいますよね。
今回は、呼吸器内科の専門医の視点から、「なぜ痰が絡むのか」「痰の色から予測できる病気」、そして「市販薬が効かない長引く痰に潜む怖い疾患」について分かりやすく解説します。

そもそも「痰(たん)」って何?なぜ出るの?

痰を「汚いもの」と不快に感じるかもしれませんが、実は私たちの体を守るための大切なバリア機能(防御反応)の一部です。
空気中には、ウイルスや細菌、ホコリなどの異物がたくさん飛んでいます。これらを吸い込んだとき、気道(空気の通り道)の粘膜から分泌される粘液が異物を絡め取り、外へ排出しようとするのが「痰」です。 つまり、痰が出るということは「気道のどこかで炎症が起きている」という体からの重要なサインなのです。
一時的な風邪であれば、ウイルスが体からいなくなるにつれて痰も自然と減っていきます。しかし、「数週間〜数ヶ月も痰が出る」という場合は、気道に慢性的なトラブルが起きている証拠です。

要注意!「痰の色」から予測できる病気のサイン

患者様に「どんな痰が出ますか?」と伺うと、「透明でサラサラ」「黄色くてドロドロ」「血が混じっている」など、人によって様々です。 実は、痰の色や粘り気は、原因を特定するための非常に重要なヒントになります。

透明〜白色でサラサラ・粘り気がある痰

考えられる原因 アレルギー、気管支喘息、初期の風邪など 透明や白っぽい痰は、ウイルス感染の初期や、アレルギー反応によって気道が過敏になっているときによく見られます。「咳喘息」や「気管支喘息」の方も、透明で粘り気のある痰が絡むことが多いです。

黄色〜緑色でドロドロした痰(膿性痰)

考えられる原因 細菌感染(気管支炎、肺炎)、気管支拡張症、COPDなど 痰に色がつくのは、体内の白血球が細菌と戦った後の「死骸」が含まれているからです。数日で治まれば細菌性の風邪などの可能性が高いですが、黄色や緑色の痰が長期間続く場合は、気管支や肺に慢性の感染症が起きている可能性が非常に高くなります。

茶色・サビ色・血が混じる痰(血痰)

考えられる原因 肺がん、肺結核、非結核性抗酸菌症、激しい咳による粘膜の傷 痰に血が混じる(血痰)場合は、気道や肺から出血しているサインです。激しく咳き込んで喉が切れただけのこともありますが、中には重大な病気が隠れていることがあるため、血痰が出た場合は自己判断せず、すぐに呼吸器内科を受診してください。

長引く痰の原因となる代表的な「呼吸器」の病気

「市販の去痰薬(痰切り薬)を飲んでいるけれど、全然すっきりしない」 そんな方は、単なる風邪ではなく、以下のような専門的な治療が必要な病気が潜んでいるかもしれません。

COPD(慢性閉塞性肺疾患) 長年の喫煙によって気管支が慢性的な炎症を起こす病気です。タバコの煙という異物を排出しようと、常に痰が作られます。「歳をとって痰が絡みやすくなった」と感じる喫煙経験者の方は、この病気の可能性が高いです。
気管支拡張症・非結核性抗酸菌症(MAC症など) 過去の肺炎などが原因で気管支が広がったままになり、そこに細菌がたまりやすくなる病気です。最近、中高年の女性にこの「非結核性抗酸菌症」という慢性の感染症が非常に増えています。黄色や緑の痰がずっと続くのが特徴です。
後鼻漏(こうびろう) 副鼻腔炎(蓄膿症)やアレルギー性鼻炎などで、鼻水が喉の奥に流れ落ちてしまい、それが「痰が絡む」という症状として現れるケースです。

ソラーレクリニック太子での専門的なアプローチ

「痰が絡むくらいで病院に行ってもいいのかな?」と遠慮される方がいらっしゃいますが、長引く痰は立派な受診のサインです。 呼吸器内科である当院では、痰の根本的な原因を突き止めるために、必要に応じて以下のような専門的な検査を行います。

胸部レントゲン検査 肺に影がないか、気管支に異常がないかを確認します。
呼吸機能検査(スパイロメトリー) COPDや喘息が隠れていないかを調べます。
喀痰(かくたん)検査 痰を採取して培養し、どんな細菌が感染しているかを特定します。

原因が分かれば、「ただ痰を出しやすくする薬」だけでなく、「気道の炎症を抑える吸入薬」や「特定の菌を退治する抗菌薬」など、的確な治療を行うことができます。これが、市販薬と専門医の治療の決定的な違いです。

喉の不快感を我慢せず、お早めにご予約を

痰が絡んでスッキリしない状態が続くと、夜もよく眠れず、仕事や家事の集中力も途切れてしまいますよね。
「2週間以上、痰が絡んで治らない」 「黄色や緑色の痰が続いている」 「痰に血が混じっていた」 「タバコを吸っていて、常に咳や痰が出る」
このような症状に一つでも当てはまる方は、これ以上我慢せず、ぜひ一度ソラーレクリニック太子へご相談ください。
長引く痰の不快感を取り除き、すっきりと深呼吸ができる毎日を一緒に取り戻しましょう。専門医とスタッフ一同、丁寧にお話を伺います。

■ ソラーレクリニック太子
呼吸器内科・アレルギー科・内科

〒671-1522
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