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【呼吸器専門医が解説】階段で息切れするのは歳のせい?「息苦しい」に隠れた肺の病気(COPD・喘息)と受診の目安
こんにちは。兵庫県揖保郡太子町にある呼吸器内科「ソラーレクリニック太子」です。
「最近、少し階段を上っただけで息が上がってしまう」 「同年代の友人と一緒に歩いていると、自分だけ遅れてしまう」 「着替えやお風呂など、日常のちょっとした動作で息苦しさを感じる」
当院には、このような「息切れ」や「呼吸の苦しさ」をご相談にいらっしゃる患者様が数多くおられます。 息切れを感じたとき、多くの方が「最近運動していないから…」「もう歳だから仕方ない」とご自身を納得させてしまいがちです。
しかし、呼吸器内科の専門医から見ると、その息切れの裏には「肺や心臓の病気」が隠れていることが少なくありません。今回は、息切れの原因となる代表的な病気と、病院を受診すべきタイミングについて詳しく解説します。
「歳のせい」「運動不足」と自己判断するのは危険です
たしかに、加齢に伴って肺活量が少しずつ低下したり、運動不足で筋肉量が落ちたりすることで、息が上がりやすくなることはあります。 しかし、「以前は普通にできていたことが、息苦しくてできなくなった」「休まないと動けない」という場合は、単なる加齢ではなく、身体の中で酸素をうまく取り込めなくなっている状態(病気)を疑う必要があります。
息切れを放置していると、動くのが億劫になり、家に引きこもりがちになります。するとさらに筋力が低下し、ますます息切れがひどくなるという悪循環に陥ってしまいます。 そうなる前に、正しい原因を見つけることが非常に重要です。
息切れを引き起こす代表的な「呼吸器」の病気
息苦しさの原因として、呼吸器内科で最もよく見つかる病気を3つご紹介します。
COPD(慢性閉塞性肺疾患・肺気腫)
別名「タバコ病」とも呼ばれる、息切れの原因として非常に多い病気です。 長年の喫煙によって肺の組織(肺胞)が壊れ、スカスカになってしまう病気です。空気の通り道(気管支)も細くなるため、「息をうまく吐き出せない」という特徴があります。 「階段や坂道での息切れ」から始まり、進行すると安静にしていても息苦しくなります。一度壊れた肺は元には戻りませんが、早期に発見して吸入薬などで治療を始めれば、進行を食い止め、息切れを和らげることができます。過去にタバコを吸っていた方も要注意です。
気管支喘息(きかんしぜんそく)
「長引く咳」のページでも解説している気管支喘息ですが、実は「息苦しさ」や「胸の圧迫感」だけを訴えて受診される方もいらっしゃいます。 気道に炎症が起きて狭くなっているため、十分な空気を吸い込むことができず息苦しくなります。「ゼーゼー」「ヒューヒュー」という音が鳴る(喘鳴)ことが多いですが、高齢になってから初めて発症する喘息も増えています。
間質性肺炎(かんしつせいはいえん)
肺の間質(肺胞の壁)が硬くなり、肺全体が膨らみにくくなる病気です。 COPDと違い、「息を深く吸い込めない」という特徴があります。進行すると日常生活に大きな支障をきたすため、専門医による早期発見と継続的な管理が必要です。
肺だけでなく「心臓」が原因のことも
息苦しさの原因は肺だけではありません。血液を全身に送り出すポンプの役割をしている「心臓」の働きが落ちている場合も、強い息切れを感じます。 横になると息苦しくなり、起き上がると少し楽になる(起座呼吸)といった症状がある場合は、心不全の可能性が高いです。
「肺が悪いのか、心臓が悪いのか、自分では分からない」という方がほとんどだと思います。だからこそ、 まずは全身の酸素状態や胸部の状態を総合的に診ることができる内科・呼吸器内科にご相談いただくのが一番の近道です。
息切れの原因を探る!当院の専門的な検査
ソラーレクリニック太子では、患者様の息切れの原因を正確に診断するために、以下のような専門的な検査を行っています。いずれも痛みや苦痛を伴うものではありませんので、ご安心ください。
| 呼吸機能検査(スパイロメトリー) | 管をくわえて息を思い切り吸ったり吐いたりする検査です。肺活量だけでなく、「息を吐き出す力」を測ることで、COPDや喘息の診断に非常に役立ちます。肺年齢も分かります。 |
|---|---|
| 胸部レントゲン検査 | 肺に穴が開いていないか(気胸)、肺が硬くなっていないか(間質性肺炎)、心臓が大きくなっていないか(心不全)などを画像で直接確認します。 |
| 血中酸素飽和度(SpO2)の測定 | 指先に小さなセンサーを挟み、体内に十分な酸素が取り込めているかを数値化します。 |
| 心電図検査 | 心臓の動きに異常がないかを確認し、心臓由来の息切れを鑑別します。 |
これらの検査結果と、丁寧な問診(いつから苦しいか、喫煙歴はあるかなど)を掛け合わせることで、最適な治療法をご提案します。
「少し苦しいだけ」と我慢せず、お早めにご予約を
「ゆっくり歩けば大丈夫だから…」と、息切れを我慢しながらの生活は、ご自身が思っている以上に心臓や肺に負担をかけています。 適切な治療(吸入薬や飲み薬)を始めることで、「買い物が楽になった」「階段を上っても息が上がらなくなった」と、生活の質(QOL)が劇的に改善する患者様はたくさんいらっしゃいます。
「同年代の人と同じペースで歩けない」 「着替えや入浴で息が切れる」 「昔タバコを吸っていて、最近息苦しい」
このような症状に一つでも当てはまる方は、ぜひ一度、ソラーレクリニック太子へご相談ください。
「歳のせい」と諦めず、深呼吸ができる快適な毎日を一緒に取り戻しましょう。専門医とスタッフが、温かくお迎えいたします。
■ ソラーレクリニック太子 呼吸器内科・アレルギー科・内科 〒671-1522 兵庫県揖保郡太子町矢田部90−1 [Googleマップで見る]
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