第4回 フレイル予防教室

皆さんこんにちは!ソラーレクリニック太子です。
本日は、毎月開催しておりますフレイル予防教室の日で、今回で4回目の開催となります。
講師は第1回から来ていただいています訪問看護ステーション ソラーレの山本さんです!
フレイル予防教室にリピートしてきていただく方も増え、賑やかになってきました!

「フレイル」(frailty)は、加齢に伴って身体的・精神的な機能が低下し、健康や生活の自立性が脆弱になる状態を指します。フレイルは完全な病気ではなく、健康と病気の中間に位置する状態で、適切なケアや介入によって予防や改善が可能です。

ところでフレイルってご存知でしょうか?

フレイルの主な特徴

  1. 体力の低下: 筋力や持久力が低下し、日常的な活動が難しくなる。
  2. 認知機能の低下: 記憶力や判断力が鈍くなり、認知症のリスクが増加する。
  3. 精神的な衰え: 落ち込みや不安感が強くなり、うつ病など精神的な問題が現れることも。
  4. 社会的な孤立: 活動が減り、他者との接触が少なくなるため、孤立や社会参加の低下が進む。
  5. 病気やけがのリスク増加: フレイル状態では、転倒や病気になりやすく、回復が遅れる。

フレイルの予防と改善

フレイルの進行を防ぐためには、次のような対策が効果的です:

  • 適度な運動: 筋力トレーニングや有酸素運動で体力を維持・向上させる。
  • バランスの取れた食事: タンパク質やビタミンなど、栄養バランスの良い食事を心掛ける。
  • 社会的活動の継続: 趣味やコミュニティへの参加で、孤立を防ぎ、精神的な健康を保つ。
  • 定期的な健康チェック: 早期にフレイルの兆候を見つけ、適切な対処を行う。

フレイルは特に高齢者に多く見られる状態ですが、早期の介入や予防を心がけることで、生活の質を維持しながら健康を保つことが可能です。

フレイルになってしまうとなかなか改善することが難しいことから予防が重要です。自宅で簡単にできる運動を教えてくれますので、ご興味がある方はぜひご参加ください!