「シンバイオティクス」は、プロバイオティクスやプレバイオティクスと並んで、腸活に関する情報でよく見かける言葉です。
2020年にISAPP(International Scientific Association for Probiotics and Prebiotics)が発表したコンセンサスステートメントでは、シンバイオティクスは「生きた微生物と、その微生物や腸内細菌に選択的に利用される食品成分を組み合わせ、健康上の利益をもたらすもの」と定義されています。
この定義から分かるように、単純に「プロバイオティクスとプレバイオティクスを一緒に摂ること」とは異なります。組み合わせによる健康上の利益が科学的に確認されていることが重要です。
現在もシンバイオティクスに関する研究は進められていますが、効果は使用される微生物、食品成分、対象者などによって異なります。そのため、特定の食品やサプリメントだけで健康効果を期待するのではなく、野菜・果物・豆類・全粒穀物・発酵食品を取り入れたバランスのよい食生活を続けることが、腸活の基本と考えられています。
Swanson KS, Gibson GR, Hutkins R, et al. The International Scientific Association for Probiotics and Prebiotics (ISAPP) consensus statement on the definition and scope of synbiotics. Nature Reviews Gastroenterology & Hepatology. 2020;17(11):687-701











